Cosmo-Zのハードウェア
Cosmo-Z Type-C基板の構成
Cosmo-Zのハードウェアの主な構成要素を説明します
- アナログ入力・・・SMAまたはLEMOの信号入力コネクタです
- リセットスイッチ・・・押すとZYNQが再起動します
- 起動モードスイッチ・・・左側の場合はデバッグモードとなります。通常動作時は右側にします。
- GPIO・・・ユーザアプリが使用可能な汎用入出力ポートです
- FAN用電源コネクタ・・・5V DC出力のコネクタです
- 5VDC電源入力・・・5V DCの電源入力です
- GigabitEther・・・Power Over Ether対応のGigabitEtherです
- USB-UART・・・LinuxのシステムにログインできるUSB仮想シリアルポートです
- PCI Express・・・PCI Express Cabling規格のコネクタで、ZYNQのGTXに接続されています
- ユーザ用スイッチ・・・ユーザアプリケーションで使用可能なスイッチです
- ギガビットトランシーバ・・・ユーザアプリケーションで使用可能なGTXポートです
- SATAコネクタ・・・ZYNQのGTXに接続されていますが、IPコアが入っていないため、動作しません。ユーザがIPコアを作成し、Linuxに認識させることができればHDDやSSDが接続できます。
Cosmo-Z Miniの構成
Cosmo-Z Miniのハードウェアの主な機能を説明します
- アナログ入力・・・SMAの信号入力コネクタです
- アナログ出力・・・振幅0.5VのDAC出力です。
- 100BASE-TX LAN・・・100BASEの有線LANです
- ディジタル出力・・・汎用のGPIOポートです
- ディジタル入力・・・汎用のGPIOポートです
- USBホスト・・・USBメモリや、USB-WiFiを挿すことができます
- HDMI出力・・・内蔵Linuxのデスクトップ画面が出力されるHDMI出力です。画像用のメモリと計測用のメモリが共有されるためパフォーマンスが下がるので、デフォルトでは無効になっています。
- Micro SDカード・・・起動イメージの書かれたSDカードを装着します
- USB-UART・・・LinuxのシステムにログインできるUSB仮想シリアルポートです
- USB-電源入力・・・モバイルバッテリ等を接続してフィールド運用する際に用います
- 電源入力・・・5V DCの電源入力です