MCA(マルチチャネルアナライザ)
MCA(マルチチャネルアナライザ)とは、入力したパルスの高さを、頻度で表したヒストグラムとして記録するものです。
この機能によって、何Vの波高のパルスが何回来たか、というグラフを得ることが可能になります。
下図では、波高の高いパルスほど右に積算されます。
Cosmo-ZのMCAは、横軸最大2047、縦軸最大4294967295(=232-1)までカウントすることが可能です。
このMCAは最大32個インプリメントすることができ、完全に独立して同時動作します。
MCAはハードウェアで処理されるため、毎秒100万カウント/chを超える計測であっても、オーバーフローしたりデッドタイムが増えることはありません。