ファイルへの保存

メインメニューの「ファイル」→「保存」を行うと、現在アクティブになっているビューの波形を保存することができます。

 

保存される拡張子は、生波形の場合は.csd (Cosmo-Z Scope Data fileの意味)で、MCAのビューの場合は.mcaです。いずれも中身はXMLで書かれていて、可能な限り多くの情報が含まれているため、できれば波形はこの「ファイル」→「保存」メニューで保存するようにしてください。

また、波形ビューで右クリックすると表示されるプルダウンからも波形を保存することができます。

 

 

また、波形を保存する前に次のダイアログが表示されます。

 

データ形式

データ形式には出来る限り「圧縮」を選んでください。

  • 10進・・XMLファイルに生の10進データで書き込みます。内容を目視で確認したい場合に使います。
  • 16進・・内容を目視で確認したい場合で使うのですが、16進数のほうが都合がよい場合に使います。
  • Base64・・波形データをBase64でエンコードします。使用するケースはあまりありません。
  • 圧縮・・生のデータを圧縮して保存します。

 

図 「10進」形式で保存した場合のcsdファイルの例

 

図 「圧縮」形式で保存した場合のcsdファイルの

 

コメント

コメントというのは波形に付ける説明です。「Aの構成でやってみたらうまくいった」「入力にフィルタを入れてみた」など、実験のメモ的な用途で使います。

ファイル名

ファイル名は、日付と時刻をベースにした名前が自動的に付けられます。用いられる日付と時刻は、保存するタイミングではなく、波形がキャプチャされたタイミングをベースに付けられます。

ファイルの保存場所

保存を押すと、ファイルが <Windowsのユーザのドキュメントフォルダ>\CSZScope\ フォルダに保存されます。